第57回まちべんを開催しました!
●日時:平成28年4月20日(水)18:00〜19:00
場所:TTRI大会議室
テーマ:「自動車運転と高齢者のQOL」
話題提供者:安藤良輔 氏(豊田都市交通研究所 研究部長)
参加者:28名
最初に、司会役の豊田都市交通研究所の樋口主任研究員が本日のテーマについて説明しました。続いて、豊田都市交通研究所の安藤主幹研究員より『自動車運転と高齢者のQOL』と題し、高齢者の運転状況とQOLの関連性等を分析した結果の報告がありました。以下、主な質問の内容をご紹介します。
Ø 中山間地域を調査対象として選んだ理由(高齢者数が多い地域を対象とした方がよいのでは)
Ø 後期高齢者は自身が運転することに対する認識、特に安全意識が低いのではないか。
Ø バスのサービスレベルが低く、バス車内でおしゃべりできないなどの要因が、自動車利用を誘発している可能性がある。
Ø 自動車を運転しない人の分析を行う予定はあるか。
またアンケートでは「PTの分析は興味深かったです。今後の豊田市の高齢者の幸せに向けては公共交通を充実させた方が良いのか、自動車運転を楽しみにした方が良いのか、方向性がみえる研究を期待します。」や「公共交通の不便さや行政の取り組みに対する不満などもあるけど、意見を言いたい人が自由に言えていい。」、「加齢で身体能力が低下してゆくので、将来、自動運転に期待したい。」といったご意見をいただきました。
ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!