28回まちべんを開催しました!

 

●日時:平成25826日(月)18001900

場所:豊田都市交通研究所(元城町3-17

テーマ:「WEBアンケートを用いたヒヤリハット地点の把握と活用」

話題提供者:加藤秀樹(豊田都市交通研究所 主任研究員)

参加者:15

 

最初に、司会役の豊田都市交通研究所の三村泰広主任研究員が本日のテーマについて説明しました。つづいて、豊田都市交通研究所の加藤秀樹主任研究員より、交通事故に対する予防対策手法や施策へ直結する研究への期待から実施したヒヤリハット地点収集のためのWEBアンケートシステムの構築とその運用結果について紹介がありました。また運用後に見えた課題として、選択肢における意味付けや重要度の必要性、多くの市民や事業所に参加いただく仕組みづくりの必要性などが報告されました。

議論の場では「指摘された内容がどのようなスピード感で政策に活かされるのかが見えているとよい」といった意見や「ヒヤリハットと事故は指摘位置が必ずしも合致するとはいえない。さらにWEBを活用できない人からは意見を得ることができない。そのことを踏まえた活用方法も検討してもらえると良い」といった意見がありました。また多くの市民に参加頂く仕組みづくりのひとつとして提案された小学校との連携について「教育委員会や校長会を通じて実施していくと可能性があるのではないか。いずれにせよ全体の判断として実施できる体制づくりが重要である」といった意見がありました。その他、「愛知県における事故危険区間の選定水準のように、専門家の観点からデータを収集するという方法もあるのでは」といった意見も出されました。

みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!

 

 話題提供資料のダウンロード(pdf)