第22回まちべんを開催しました!

 

会場には市民のみなさま、事務局も含めて25名の参加がありました。

 


 日時:平成25年1月28日(月)180019:10

 場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室

 テーマ:「自治体バス運行における事業者の役割」

 話題提供者:山ア基浩(豊田都市交通研究所主席研究員)

 参加者:25名

 話題提供資料のダウンロード(pdf)

 


最初に、司会役の豊田都市交通研究所三村泰広主任研究員が本日のテーマについて説明しました。

 

つづいて、豊田都市交通研究所の山崎基浩主席研究員より、自治体バスに代表される地域公共交通における交通事業者の役割として「安全に運行する」「より良い「商品」の提言」という2つに着眼し、豊田市の事業者との契約の現状についての課題をふまえつつ、特に事業者が「より良い「商品」の提言」を行うためのアイディアについて報告がありました。


議論の場では「利用者の危機意識が薄いなかで、事業者に対する風当たりを強めすぎるといずれそっぽを向かれてしまう可能性があるのでは」という意見や、「現在の運行サービス内容について市民目線で議論できる場を創出することがよりよい商品を提供できるきっかけになるのでは」といった意見が出されました。また、「単にサービス内容を否定するだけでなく、素晴らしいサービスを提供してもらった場合は報奨するなどの制度があってもよいのではないか」といった意見もありました。またその他にも、「計画段階で事業者が参入して提案するというアイディアは面白いが、そもそも事業が成り立たないため自治体バスの導入エリアとなっている点を踏まえればなかなか難しいかもしれない」といった意見もありました。
さらに終了後のアンケート調査からは「一方だけが負担するのではない産官の公平な連携の元で進めるための仕組みづくりが必要」といった意見や「内容が専門的すぎるかもしれない。バス事業の仕組みを解説しつつシリーズで扱ってゆくとわかりやすい」といった意見も挙がりました。


みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!