第21回まちべんを開催しました!
会場には市民のみなさま、事務局も含めて20名の参加がありました。
日時:平成24年12月17日(月)18:00〜19:10
場所:ITS情報センター(みちナビとよた)会議室
テーマ:「おいでんバスを地域住民の視点から考える」
話題提供者:加知範康(豊田都市交通研究所主任研究員)
参加者:20名
最初に、司会役の豊田都市交通研究所樋口恵一研究員が本日のテーマについて説明しました。
つづいて、豊田都市交通研究所の加知範康主任研究員より、厳しい財政状況にある自治体運行バスを支えるために、沿線地域住民の乗って支える・募金により支えるという2つの意識について現在と過去、自分と自分以外の視点からみた調査の結果について報告がありました。
議論の場では「年齢や性別などといった個人属性によって回答に差があると思うのでその点からも分析を進めて欲しい」という意見や、「沿線地域住民以外の人がこの問題についてどのように考えているかを把握することも重要だ」といった意見が出されました。また、「バスの維持が税金で行われているのに募金という聞き方では必要とする情報が得られないのではないか」といった意見もありました。またその他にも、「募金をする以上、その募金にみあうサービスの変更等があるとか、路線維持が難しいであるとか、メリットや深刻な課題が住民に見えていないとなんのために募金する必要があるのか回答できないと思う」といった意見もありました。
さらに終了後のアンケート調査からは「いろいろな立場の人からの意見が聞けて参考になった」といった意見や「豊田市における公共交通のあり方を考えるべきだと思った」といった意見も挙がりました。
みなさまから頂いた多くの意見を踏まえて今後ともよりよい勉強会の場にしていきたいと思います。ご参加いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!